偏頭痛の痛みは変則的|予期せぬタイミングでズキッとくる

先生

片側に起こる頭痛の治療

カウンセリング

他の頭痛との違いとは

頭痛は肩凝りによるものや脳の疾患によるものなど様々なタイプがありますが、その中でも偏頭痛は痛み方や持続性などで他の頭痛と大きく異なります。以前は原因が分からなかったこの頭痛は、最近では心因性が指摘されて精神科で治療を受けられるなど、その正体が明らかになりつつあります。偏頭痛独特の3つの性質を詳しく知っておきましょう。偏頭痛に関して知っておきたい特徴に、頭の片側に痛みが生じるということが挙げられます。一般的に頭痛は頭全体が締め付けられるように痛みが生じたり、後頭部に満遍なく現れるため、偏頭痛は他の痛みに比べて大きく異なると言えます。もう1つの特徴としては長い持続性が挙げられ、この頭痛は数時間から3日など長時間痛みが続きます。痛みが持続することで、吐き気やめまいなどの合併症が現れることが多いのも特徴的です。精神科で頭痛の治療を受ける場合は、まずは処方薬による痛みと合併症の緩和が目指されます。他に特徴的な偏頭痛のポイントに、女性に症状が現れやすいという点が挙げられます。その原因は明らかになっていませんが、女性は更年期などホルモンバランスが乱れる時期が男性に比べて多いからなどの仮説があります。更年期による頭痛の治療では、精神科のカウンセリングで不安を和らげつつ、婦人科でホルモンを整える処方薬を利用します。最近では精神科でも婦人科と同じ頭痛の治療が可能になり、以前に比べて治療が容易になったと言えます。これらの特徴を理解したうえで、気になる症状が出たら医療機関を受診することが大切です。

環境の調整を行おう

偏頭痛を抱える人は精神的なストレス、疲労が増大していることが多いと言われており、精神科での治療が注目されています。精神科でのカウンセリングや薬の処方と合わせて、近年では自宅などの普段過ごす場所の環境を整える工夫が必要だと指摘されています。以前から偏頭痛は天気が曇りや雨の日に発症しやすいことが知られており、気圧や温度・湿度、光の刺激が影響すると言われています。この中でも温度と湿度は比較的自分で調整することができるので、雨の日に自宅で過ごす場合はエアコンの冷房や除湿機能を積極的に使うなどの工夫が大切です。また、偏頭痛が出ている時には部屋の照明を弱めたり、レースのカーテンで日光を和らげるといった光に対する工夫も有効です。環境とともに大きく頭痛に影響するものとして、食べ物と空腹感が挙げられます。食べ物ではポリフェノールやチラミンを多く含むものが偏頭痛を引き起こしやすいと言われており、さらに空腹感は頭痛を悪化させると言われています。そのため、頭痛を引き起こしやすい栄養素の摂取を控えつつ、空腹感が酷くならないように職場や学校で簡単につまめるものを用意しておきましょう。一般的にリラックス効果をもたらすと言われているチョコレートや、様々な料理に用いられるチーズには頭痛を引き起こすチラミンが多く含まれています。外食などでこれらの食品を口にする場合は、体調と合わせて摂取量を調整するといいでしょう。このように、偏頭痛の緩和には精神科との治療と合わせて、環境や食事の調整が必要です。